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パンフレット制作実績|浜松市ユニバーサル農業(浜松市)

静岡県浜松市が推進する、農業と福祉の連携事業「はままつのユニバーサル農業」のパンフレットを制作させていただきました。

「ユニバーサル農業」とは、一般的に「園芸福祉」や「園芸療法」といった言葉で知られている、園芸作業を行うことによるいきがいづくりや、高齢者・障がい者の社会参加などの効用を、農作業の改善や農業の多様な担い手の育成などに活かしていこうという取り組みです。

近年、農業分野における担い手の不足と、福祉分野における障がい者の職域開拓・雇用促進をマッチングする「農福連携」の取り組みが全国的に広がってきました。

浜松市は、地域の農業・福祉・医療・企業関係者などで組織する「浜松市ユニバーサル農業研究会」を平成17年に発足させ、全国に先駆けて「農福連携」に取り組んできた地域として知られています。

制作させていただいた「“笑顔つなぐ”はままつのユニバーサル農業」は、こうした活動に取り組まれている浜松市ユニバーサル農業研究会のメンバーを一人ひとり紹介しています。

巻頭では、2019年度農林水産祭・天皇杯(多角化経営部門)や日本農業賞大賞を受賞した農業法人「京丸園」さんをご紹介しています。

京丸園さんは、農業の担い手として障がいのある方を積極的に雇用され、健常者とともに活き活きと活躍する「ユニバーサル農園」として知られている農園で、当社ではロゴのリニューアルにも携わらせていただきました。

こちらのパンフレットでは、京丸園さんが障がい者を雇用するきっかけとなった出来事から、次第に変化していった農園の様子を紹介しています。

そして、園主の鈴木厚志さんの中で経営者としてどんな気付きがあり農園経営にどうつながっていったのか、社会の中でどんな役割を果たしていきたいのか、といった想いを詳しくご紹介しています。

こちらのパンフレットは、メンバーそれぞれの活動をインタビュー形式で掘り下げて紹介していることが特徴です。

「ユニバーサル農業」という一見するとわかりにくく感じる事業では、概要を体系的にまとめるだけでは伝えきれない部分も多くあります。

農業・福祉・医療・企業など、様々な分野で関わるみなさん一人ひとりに焦点をあて、そのストーリーを「想い」とともに丁寧に伝えることが、ユニバーサル農業という取り組みの本質的な価値を伝えられる形と考え、制作に携わらせていただきました。

一人あたりの文字数は約3,000字に渡るほか、現場感や携わる方の表情が伝わるよう、写真も豊富に掲載しています。

パンフレットには、京丸園さんをはじめとする農園のほか、福祉事業所や特例子会社、社会保険労務士法人、医学関係者など、様々な分野で関わるみなさんが掲載されています。

 

掲載者一覧は下記のとおりで、内容は浜松市ホームページでもご覧いただくことができます。

 

(掲載者一覧)

「京丸園株式会社」鈴木厚志さん

「障害福祉サービス所・だんだん」金田祥史さん・和田里美さん

「株式会社ひなり(特例子会社)」中島昌博さん

「スズキ果物農園」鈴木隆広さん

「聖隷クリストファー大学」建木健さん

「まるたか農園」鈴木崇司さん

「社会保険労務士法人リライアンス」鈴木泰子さん

「takayamarose」高山隆さん

「一般社団法人ノーマポート」高草志郎さん

「ホットファーム株式会社」梅林泰彦さん

「板橋工機株式会社」河合浩史さん

「株式会社カクト・ロコ」野末信子さん

「野沢園」野沢登与次さん

 

多様性をキーワードに、全国で機運の高まっている「農福連携」。その先駆け的な取り組みをしてきた浜松市ユニバーサル農業の理念と想いが、これからもたくさんの方に広がっていくといいですね。

 

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