55634|中小企業のブランディング

Blog, 実績, 浜松市のブランディング事例, 静岡県のブランディング事例

京丸園「ロゴ」デザイン|静岡|浜松

浜松市南区鶴見町で、水耕栽培を中心に生産する農業法人「京丸園」さんのロゴマークをデザインさせていただきました。

京丸園さんは、浜松市における農福連携(農業の福祉の連携)の新たな形「ユニバーサル農業」に長く取り組まれています。農業の担い手として障がいのある方を積極的に雇用され、健常者とともに活き活きと活躍する「ユニバーサル農園」としても全国的に知られている農園です。

「笑顔創造」を経営理念とし、障がいのある方がそれぞれの特性を活かして育てる「姫ねぎ」「姫みつば」「姫ちんげん」などの小ぶりな葉物野菜が人気の商品となっています。

 

京丸園さんではこれまで使われてきた既存のロゴマークがありましたが、20年近く前に制作されたものであることから、今の時代に合うデザインにブラッシュアップしたいというご依頼でした。

上記が、これまで使用されてきた既存のロゴマークです。

京丸園さんの主力作物であるミツバを描いたこちらのロゴマークですが、ロゴの中に法人名が入っていることから、ロゴと法人名を併記した場合くどくなってしまい、使い勝手が悪いという課題がありました。

また、縁取り文字になった「京丸園」の縁取りに余白が少ないことから、印刷時に潰れてしまうことが多く、パッケージ制作などの際に制限が生じてしまっていました。

 

一方で、法人設立時から象徴として使用してきたロゴマークには愛着も深く、既存ロゴマークのイメージを残したままでリニューアルをしたいというご要望でした。

そのため今回のご依頼では、既存のロゴマークを基にロゴと法人名を併記した形と、既存ロゴをそのままブラッシュアップしたもの2つの形をデザインをさせていただきました。

上記が既存のロゴマークを基に、ロゴと法人名をデザインしたものです。

ミツバのシンボルは、既存のロゴマークの特徴を残しながらすっきりとしたシンプルなデザインにまとめ、「京丸園」の力強い字体を抜き出して併記しました。

「笑顔創造」を理念として、働くスタッフの笑顔や関わる方々とのご縁を大切にする京丸園さんの社風が、ミツバの「円」に表されています。

また、スクリューのようにも見える3つの円は、ユニバーサル農園として躍進を続けられる京丸園さんの勢いを表現するものとして、線の強弱を強調して新ロゴマークのデザインに落とし込んでいます。

 

また、こちらが既存ロゴをブラッシュアップした形のものになります。

印刷時の課題を解消できるよう縁取りの余白を大きくするほか、少しいびつになってしまっていたミツバの円の曲線を調整しバランスを整え、英字のフォントもロゴに馴染むものに変更しました。

細かな部分の調整の積み重ねですが、デザインのバランスをとることで全体としての印象は大きく改善されます。

これまでのイメージを残しながらリニューアルした2つの形を用意することで、パッケージや看板、ホームページなど、用途に応じて使い分けられるものにしています。

 

ロゴマークは企業にとって「顔」とも言えるものですが、時代とともに、受け入れられやすいデザインの形も変化していきます。

それは何代も続いてきたような企業に限らないことで、例えば起業した頃に作ったロゴマークにリニューアルの必要性を敏感に感じている経営者の方もおられると思います。

一方で、長く使い続けてきたロゴマークには、それだけ愛着が生まれるのも必然的なことで、それは経営者にとってだけでなく、組織で共に働くスタッフにとっても同じ想いでしょう。

その中で、新たなロゴマークに刷新することも一手ですし、こうして既存のものを今の時代に合ったデザインでブラッシュアップするアプローチもあります。

いずれにしても、企業を象徴するロゴマークのリニューアルすることで、組織や商品のイメージを一新する大きな効果を生むことができます。

 

全国的に活躍の場が広がっている京丸園さんの「顔」となる新たなロゴマーク。ユニバーサル農業の理念とともに、一層広がっていくことを願っています。

この記事を読まれた方には下記のページもおすすめです。合わせてお読みください。
老舗ブランドのロゴをリニューアル|明石くるまサポート「ロゴ」デザイン・ネーミング