55634|中小企業のブランディング

【起業について】居場所を変えると、見えてくる

自動車の営業マンをしていたころにお世話になった先輩が、(浜松で研修があったそうで)事前連絡なしで突然オフィスにやってきました。電撃訪問にあっけにとられつつ、大変うれしかったのですが、そのときに言われた一言に、なんとも考えさせられたのです。

「あの頃と、全然変わってないな〜」

先輩にお世話になったのは23歳のころなので、今から10年以上前。転職してから一度お会いしただけで、それ以来でした。当時は営業職だったこともあり、今よりもっとガツガツしていただろうし、言いにくいことも空気を読まずに(読めずに)上司に意見したりしたことも、多々ありました。もちろん、恥ずかしい失敗も何度かしてきました。

あれから10年もの歳月の中、コピーライターとして転職し、今では独立して会社も立ち上げ・・・それでも、「変わらない」と。一体、それって、どういうことなんだろう、とふと考えたのでした。その疑問をひもとくヒントは、先輩の発言の続きにありました。

「今の若い子でも、お前みたいなやつはいる。でも、本当に辞めたりせんもんな」

という言葉です。起業して感じたことは、とにかく毎日が「決断」と「行動」の連続だということ。つまり、自分が決めて動かなければ、何も変わらない。「もっとこういう会社にしたい」「売上を伸ばしたい」と言っているだけでは、何も変わりません。自分自身でアイデアを考え、行動して、改善を重ねる。この繰り返しです。

企業につとめているときは、アイデアを考え、行動しようとしても、上司の決裁が必要だったり、部署の垣根があったりして、どうしてもスピード感が伴わず、もどかしさを感じたことが、幾度となくありました。もちろん、今より若かったせいもあります。でも、起業したら、常に自分で考え、行動する。その繰り返しです。このスタンスは、23歳の当時から、自分としては全く変わっていないのです。ただ、居場所が変わっただけ。

居場所を変えただけで、アイデアを考え行動しようとしても進まない「もどかしさ」が無くなったのです。もちろん、だからといって単に起業を勧めているわけでなく、企業につとめる道も有りだし、その人の性格・スキル・家族構成も含めて、人生、適材適所だと思います。

ちなみに、その先輩には、こうも言われました。

「ほんと、サラリーマンに向いてなかったもんな 笑」

はい。新入社員の当時から、サラリーマンに向いてなかったようです。ということで、もし企業の中で「もどかしさ」を感じて起業を考えている人がいれば、もしかして起業したら(自己責任を伴った)晴れ晴れしさがあるかも、という話でした。

明日で年内の仕事納めとなります。皆さん、今年も一年、大変お世話になりました。
また来年も、どうぞよろしくお願いします。

それでは、よいお年を。

 

2014-12-25 | Posted in Blog, 起業No Comments »