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ブランディングの法則〜その23〜【有名企業がたった7名の会社に問い合わせた理由】|静岡|浜松

先日、クライアントの経営者から、次のような喜びの声を聞きました。

「〇〇から問い合わせがありました。ホームページからです。」

【○○】に当てはまる、その企業名は全国的にも名が知られた有名企業でした。全国から選りすぐりのものを探しているその有名企業は、ネットで色々と情報収集をしているうちに、クライアントのホームページに辿り着き、問い合わせに至ったようです。その後、この一件にとどまらず、そのクライアントにはホームページを通じて、いくつもの有名企業から問い合わせが相次ぐことになり、それぞれ取引が始まりました。

ここで注目したいのは、有名企業のほうから問い合わせをしている、という点です。通常であれば、有名企業に取り扱ってもらいた商品を、中小企業が売り込むケースが多いでしょう。しかし、インターネット上では、その逆のパターンが起こり得るのです。

企業だけでなく、世の中には、情報がほしい人、何かを探している人が山ほどいます。そして、情報を得るために、または何かを見つけるために、ネット上で「検索」という行為を日々しています。探しているものと一致した情報が得られると、企業の規模はあまり関係なく、問い合わせすることがあるのです。

問い合わせを受ける立場から考えると、あるキーワードで頻繁に情報発信していると、あるキーワードで探す人にとって、情報がマッチングして見つけてもらうことができるということです。

これは何も特別なとこではなく、情報(または商品)を探している人が、「情報(または商品)を持っている会社を見つけたから、聞いてみよう」という、ちょっとしたアクションに過ぎません。

では、なぜ先ほどのクライアントは、有名企業からの問い合わせすべてが、その後の取引につながったのでしょうか。

その理由は簡単です。あらかじめ、ホームページに必要な情報を詳しく開示しているからです。どのようなこだわりを持って商品を作り、どんなアイテムがあり、これまでどの企業と取引があったなど、詳細まで掲載されています。

つまり、取引への判断材料がホームページ上に多く出揃っているから、問い合わせる前におおむねを検討することができ、問い合わせる段階では、打診に近い形になっているからです。このように、たった7名の会社であっても、情報とデザインをしっかり吟味してホームページに掲載していれば、安心して問い合わせることができるということです。

今の時代、企業の大きさよりも、特化の強弱です。情報(または商品)を探している人に、いかに見つけてもらえる「個性」を持っているかが重要なのです。

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2014-06-24 | Posted in Blog, ブランディング論No Comments »