遠鉄百貨店「遠州大好きフェスティバル」|展示監修|静岡|浜松
遠鉄百貨店で開催されている「遠州大好きフェスティバル」に、当社がブランディングに携わっている3社(遠州綿紬のぬくもり工房さん、ひなたカフェさん、峯野牧場さん)が出展しているため、初日に出展の状況を見てきました。
こちらは峯野牧場さん。POPのデザインとお肉のパックに貼るシールをデザインをさせていただきました。なんと午前中(開店して一時間しか経っていない)で、すでに品薄になってしまう人気ぶりで、まさに嬉しい悲鳴です。
ロゴPOPとこだわり表示POP。下部を文様にしているので、手前にお弁当を置いても文字が埋もれないような工夫をしています。
こちらのメインPOPも同様に、手前の冷蔵ケースの中に入れた場合でも、下部がお肉のパックに隠れてしまってもいいように、ゴールドのグラデーションにしてあります。
シールは高級感を漂わせるゴールドの箔仕上げ。こういったワンポイントがあるだけで、商品の見た目がワンランク上がります。
ひなたカフェさんは、実際のお店の雰囲気を活かしたディスプレイ。アンティークな雰囲気を醸し出している木のケースは、お店から持ち込んだ什器となります。
こちらも看板代わりのロゴPOPとこだわり表示POPを、デザインさせていただきました。デザインも一発OKをいただき、大変気に入ってもらえました。黄色が特に映えるようで、売場の前で足を止めるお客さんが多かったように感じます。
7階には、遠州綿紬のぬくもり工房さん。こちらは出展経験を重ねるたびに売場としてのまとまりがアップしていて、今後がさらに楽しみです。
夏に向けて、浜松注染の手ぬぐいも多彩にラインアップしています。
今回は、ひなたカフェさんと峯野牧場さんが百貨店に初出展ということで、少し緊張したおももちでした。でもこうして、「地元の百貨店が、地元のものを発掘」して売場を設けてくれることは、素晴らしい取り組みだし、チャンスを得たからには、売上だけでなく何かしら経験として得るものがあると信じています。
よく事業支援のビジネスマッチングで、百貨店に出展することがゴールだったりしますが、ここが新しいステージの始まりだと思っています。もちろん、ひとつの成果ではあるけど、この経験を活かしてこそ、次の道が開けるからです。
こうして出展のチャンスをつかむブランドに共通して言えることは、「誰かが見つけてくれるのを待っているのではなく、誰かが見つけてくれるまで発信し続けている」ことです。客観的に見て、千載一遇とまでは言いませんが、巡ってきた運をつかむ準備をしている人が、運をつかむ。そう思います。
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