55634|中小企業のブランディング

光の柿園 (浜松市・浜北区大平)のロゴデザイン

浜松市浜北区大平で新しく農園を開業した「光の柿園」さんからのブランディング案件です。「農園名のネーミングから提案してほしい」ということで、農園の屋号からご提案させていたくことになりました。

農園名は「光の柿園 AGREVOL」。農園らしくない斬新なネーミングを期待されていたこともあり、当初は全く聞いたこともないような造語のネーミングを主に考えましたが、今後の方向性を話し合う中で、やはり農業を志す原点であり、これからも主力事業となる「柿園」を日本語で入れよう、という結論に至りました。

オーナーである森下さんのお名前「晃行」の中に「光」が入っていることもあり、日本語の農園名「光の柿園」に加え、サブタイトルのように「AGREVOL(アグレボル)」を付けました。「AGREVOL」は、農業を意味する「Agriculture」に、革命「Revolution」を起こす心意気を加えた造語になります。

光の柿園

柿と太陽が重なって、柿が光っているようなロゴマーク。以前、峯野牧場さんの記事にも書きましたが、食に関するブランディングは、ユニークさであったり、分かりやすさであったり(ついつい話題になるような)ある種のインパクトが必要だと考えています。こざっぱりとキレイすぎるデザインよりも、どこか「土らしさ」というか、おもしろみのようなものがあった方が、食の楽しさが伝わると思います。

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名刺は二つ折。看板商品である「CAS冷凍柿」の説明と、農園のMAPを掲載することにしました。たとえば、名刺交換をするときに名刺を受け取った方が「印象的なロゴマークですね」と興味を持った場合、「柿をメインにしている農園でして、柿をそのまま冷凍させたCAS冷凍柿というものをつくっています。農園の場所は・・・」のように、会話の中でスムーズな流れが出るように、会話の設計というかシュミレーションを想定して、このような内容にしました。

まだまだブランディングの入口ですが、若手農家らしい固定観念にとらわれない発想を後押しできるように、デザイン面でさらなる協力をしていきたいと思います。農林水産業の六次産業化が国を挙げて推進されていますが(六次産業化について詳しくはこちら)、小売に不慣れな農家さんが販売まで関わっていくためには、店頭に並ぶことを前提としたデザイン面でのパートナーが不可欠になってくるのではないでしょうか。

丹精込めて育てた作物を、どのような市場で、どのような方に、どのようにお届けして、おいしく召し上がっていただくか。ブランディングの観点からのアプローチが求められていると感じています。

プロがデザインしたロゴマークの制作実績はこちら

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