55634|中小企業のブランディング

Blog, ブランディング論

デザインでブランディングの精度を上げる

【ブランディングデザイン】の本来の意味

ブランディングという言葉が、世の中に浸透してきました。ブランディングとデザインは同じようなジャンルの言葉であり、【ブランディングデザイン】と、つなげて言ったりもします。

しかし、「ブランディング」という言葉だけでも、その概念を理解するのは一般の人には難しく、まして抽象的な意味に聞こえる「デザイン」とくっつけることで、正しい意味が伝わらない可能性があります。

そこでまず、この2つのキーワードを分けて整理します。ブランディングは、その企業の強みを活かした独自のサービス・商品を打ち出すことでファンを獲得し、長期的に売上を増やすことです。デザインは、そのブランディングを成功させるために不可欠な表現方法です。

つまり、ブランディングとデザインは同じ意味では全くなく、ブランディングという大枠の中で、デザインは活用されるということです。

デザインを活用することでブランディングが完成する

ブランディングは「価値をつくること」であり、デザインは「価値をつたえること」です。もしブランディングを進めるうえでデザインを上手く活用しなければ、価値ある商品であっても、その価値は正確には伝わらないでしょう。

デザインは、形や色、写真や背景、文字の大きさまで、その仕様は多岐にわたります。ブランディングを進めるには、ロゴマークをはじめ、ホームページ、パンフレット、ショップカードなど、デザインすべきものは多数あります。

これらのデザインを放棄し手を抜いてしまえば、ブランディングはゴールまで辿り着くことはできません。

ブランディングの精度を上げるためのデザイン

ブランディングを成功させるには、ブランド戦略に理解のないデザイナーと組んではいけません。ブランディングにおけるデザインは決してアートではなく、ビジネスの上に立脚したひとつの表現方法に過ぎません。そのため、デザインはブランディングの中でブランド戦略に基づいた表現でなければならないのです。

デザインは企業の課題をなんでも解決する万能薬ではありませんが、デザインの力によってブランディングが飛躍的に成功することもあるでしょう。もしiPhoneが発売当初の美しいフォルムのデザインで世の中に登場していなかったら、今ほど普及してなかったかもしれません。Appleは、ブランディングにおけるデザインの重要性をしっかりと理解している企業といえます。

デザインによってブランディングの精度は上がります。もし外部のデザイナーと二人三脚でブランディングを進めていくのであれば、ブランド戦略を理解してくれるデザイナーと組むことが、ブランディングを成功させる最も近道な選択肢といえます。

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2018-08-08 | Posted in Blog, ブランディング論No Comments »