55634|中小企業のブランディング

Blog, ブランディング論

中小企業はブランディングで成果を上げやすい

中小企業のブランディングは一点突破

大企業はさまざまな事業を展開しているため、必然的に企業の総合力を感じます。しかし、世の中で突き抜けている企業といえば、むしろ中小企業のほうが多いのではないでしょうか。

ブランディングは、企業の強みを活かして特化することから始まります。一点突破の発想です。ある分野でマニアックになり、専門性を発揮すれば、競合他社がマネすることが難しくなります。あるいは、他社が参入できない、ブルーオーシャンの市場を築くことができるかもしれません。中小企業にとって不利な資金の体力勝負ではなく、アイデアと一点突破で突き抜けることが重要なのです。

大企業は新規分野に参入するのに慎重にならざるを得ず、市場調査などに時間をかける傾向にあります。中小企業であれば、まずトライしてみて市場の反応を見ながら改善を積み重ねる発想で、ものづくりをすることもできます。

ブランド戦略の実行は即断即決の積み重ね

中小企業であるメリットは、決断力と機動力を活かせる点です。ブランディングを進めていくと、いくつもの決断をしなければならず、事業の方向性について大きな経営判断をする場面もあるでしょう。そのときに経営者が即断即決をすれば、中小企業はその日からすぐ行動を起こすことができます。大企業であれば何日も社内稟議に時間がかかることでも、中小企業ならではの機動力を活かすことができるのです。

即断即決は、簡単なようにみえて難しいことです。しかし、中小企業はせっかくそのアドバンテージがあるので、スピード感をもって即断即決し、トライアンドエラーを繰り返すことが重要だと思います。

実際にブランディングを進めていくと、当初の思惑とは異なる状況や、ターゲットとして想定していなかった意外な顧客から支持を得たりすることがあります。大同小異で、大きな方針はブレずに小さな改善を積み重ねること、トライアンドエラーはブランディングにとって必要なことなのです。

デザインとインターネットを最大限に活用する

最近では「デザイン経営」や「デザイン思考」といった言葉を、よく耳にするようになりました。しかし、デザインを経営に取り入れている中小企業は、全体から見れば、まだまだごくわずかだと言えるでしょう。

たとえば、ブランド戦略を策定して自社ブランドを立ち上げたとしても、その価値を伝えるときにデザインを活用しなかった場合、せっかくの商品・サービスの魅力がしっかりと伝わらない可能性があります。ブランディングとデザインは、常にセットで考えないとなりません。

インターネットにより、昔に比べれば「見つけてもらいやすい」環境になりました。どんな価値があるものを提供しているか、どのようなオンリーワンの技術を持っているか。そういった「価値を伝えること」をホームページやFacebook、Instagramを通じて、情報発信をすることができます。

以前は、宣伝広告というとテレビコマーシャルや折込チラシ、駅貼りポスターなど、大きな費用がかかることが情報発信のネックでした。しかし、インターネット上では、企業の大小はあまり関係しないので、中小企業であっても十分に情報発信を行うことができます。つまり、大企業と同じ土俵で勝負ができるということなのです。

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2018-08-08 | Posted in Blog, ブランディング論No Comments »