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デザイン料金の基準をプロが解説

デザイン料の相場を知りたい。制作料金の目安を知りたい。デザイナーにデザインを依頼する前に、こうした予算感の不安が大きい方は多いのではないでしょうか?

ロゴマーク、ホームページ、パンフレットなど、デザインの制作物は多岐にわたります。今回はデザイン料金の基準や目安についてお伝えしたいと思います。

デザイン料金は「費用」ではなく「投資」と考える

まずはじめに、デザイン料のことを費用と捉えるのではなく「投資」と捉えることを前提としてください。本来、デザインの価値は「いくら投資して、いくら売上に寄与したか」で決まるべきです。

たとえば、ホームページを100万円でリニューアルしたとして、ホームページ経由のお問い合わせが増加し、1年間で500万円分の受注が増えたとします。仮に、リニューアル前の1年間は100万円分しかホームページ経由の受注がなかったとすると、このホームページリニューアルは成功した投資と言えるでしょう。しかもホームページは、1年間で使えなくなるものではありません。その後も売上に貢献することを加味すると、このケースでは大きく有効な投資手段だったといえます。

デザインは投資であるという前提に立つと、その投資がどれだけ役立つかどうかでデザイン料金を判断すればいいでしょう。個人のデザイナーに依頼するのか、法人のデザイン会社に依頼するのかによっても、デザイン料金は変わります。

ロゴマークは旗印として重要なアイテム

ロゴマークのデザイン制作料は、3〜50万円ぐらいの幅があります。大企業や大きなプロジェクトとなれば、デザインが決まるまでのプレゼンや工程がもっとかかるため、デザイン料はこの範囲でも収まらないでしょう。

ロゴマークは一度作ってしまえば、その後、何年も使うことができます。老舗の和菓子店や旅館をはじめ、ロゴマークを何十年も使っている企業も少なくありません。ロゴマークは直接売上に結びつきにくいものですが、企業やブランドのシンボルとなる重要なものです。

デザインはマークのみでいいのか、それとも書体までオリジナルでデザインしてほしいのか、によってデザイナーの労力も変わるため、料金も変わってくるケースが多いでしょう。当社の場合は、ロゴマークの正しい使い方をまとめた「仕様書」を作成し、デザインとともに納品することも承っています。

ホームページのデザインは投資に見合うことが多い

ホームページのデザイン料は、サイトの規模、ページ数によって大きく異なります。またデザインだけでなく、システムのプログラミング費用もかかるケースが多いため、案件ごとに御見積となることが一般的かと思います。ただ、決められたテンプレートを使用したホームページ制作もあり、そのような場合はパッケージ価格のように料金が事前に決められていると思います。あくまで案件ごとの御見積の話にかぎると、中小企業で50〜200万円ぐらいのデザイン料金が目安になるかと思います。

ホームページは「24時間、稼働する営業マン」に例えられるように、インターネット上に公開されていることで、国内だけでなく世界からも閲覧できますし、閲覧時間の制限もありません。そのため、デザイン料金が高くても、その分、高いクオリティのホームページができれば、投資に見合うことが多いように思います。

ホームページをご自分で作られている方も多いかと思いますが、客観的に見たサイトの分かりやすい構成、SEOを踏まえたサイト運営、SNSとの連動性など、ホームページはただ情報を載せれば見てもらえるわけではないので、総合的に相談に乗ってもらえるプロに依頼したほうが、情報発信の基盤としてのホームページを構築できると思います。

パンフレットは紙のサイズ・印刷部数によって変動する

紙媒体の代表的なものといえば、パンフレットです。WEBやSNSが情報発信の主流になる中、いまだパンフレットの需要は多くあります。やはり、目の前の相手に手渡しで説明できるメリットは大きいですね。

パンフレットのデザイン料金は、紙のサイズ、ページ数によって異なります。一般的なサイズで8ページ程度のパンフレットであれば、20〜50万円ぐらいでしょうか。撮影が必要かどうか、何冊印刷するか部数によっても料金は変わってきます。

 

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2018-08-01 | Posted in Blog, ブランディング論No Comments »