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【朝日新聞】禅組子プロデュース|静岡|浜松

6月19日の朝日新聞さんの朝刊で「禅組子」について取り上げていただきました。

浜松市の組子職人である山下さんから、日本の伝統技術である組子をアート作品にできないかというご相談をうけたのをきっかけに「禅組子」のプロデュースをさせていただきました。

小さく切り出した木のパーツを、手作業で組み合わせる「組子」の製作には精密な作業を要し、わずか0.1mmずれるだけで、木がかみ合わず完成しません。一人前の職人になるには10年以上の歳月がかかると言われるほどの技術です。一方、既成品が主流となる現代の建築業界においては、伝統的な建具は希少な存在となりつつあるほど、国内の需要は落ち込んでいるのも事実です。

作品を見た時、心が落ち着く印象を受けたので「禅組子」と名付け、「禅を感じる美しさ」をコンセプトに、1600個もの木のパーツを職人が手で組み上げています。モチーフとなっている麻の葉は、古来より魔よけや葉がまっすぐ伸びることから、子どものすこやかな成長を願う縁起物としても用いられてきました。

シンプルで美しい幾何学模様は端正な佇まいで、日本の「伝統美」と職人の「技」を体感できる作品になっています。

伝統をいかに現代に生かすか、他の業界においても重要な課題です。組子職人の伝統的な手仕事が減少の一途をたどる中、今回、組子をアート作品として昇華し、新しい価値を提供できたかと思います。

山下さんの作品が今後、さまざまな人の手に伝わっていけばと思います。

禅組子は、主に京都での販売になりますが、6月12日から30日まで中区佐鳴台のまるたけ堂 珈琲さんで「禅組子展」が開催され、購入することも可能です。

組子職人さん渾身の作品です。ぜひ足をお運びください。

まるたけ堂 珈琲

http://mc-ka.com

会期:2018612日(火)~630日(土)

時間:10:0018:00

定休日:日・月

入場料:無料

2018-06-22 | Posted in Blog, メディア掲載No Comments »