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養紡屋「ラベル」デザイン|静岡|浜松

浜松市天竜区を中心に養蜂をしながら、はちみつの生産・販売をされている養紡屋(ようほうや)さんの、ラベルをデザインさせていただきました。

養紡屋さんのはちみつは、さまざまな花の蜜が混ざったいわゆる「百花蜜」(養紡屋さんでは「花々蜜」という名前です)のほかに、「みかん蜜」など、この地域ならではの蜜もあり、種類ごとに微妙にことなる味わいや香りが楽しめます。

今までのラベルは、クラフト紙に手描き風の店名とミツバチのイラスト、蜜の名前を記載しただけの、シンプルで手作り感の強いもの。今後は卸販売やギフト需要を考慮して、ひと目で養紡屋さんの商品とわかりつつ、旧ラベルよりデザイン性の高いものにされたいというご要望でした。

ラベルの素材は、金箔調の和紙シールを採用しました。金色と聞くと、ギラギラとした派手なイメージですが、はちみつと同系色ということもあり、意外と馴染みが良いのです。和紙の落ち着いた光沢感も、上品な雰囲気です。

ラベルには養紡屋さんの「養」の文字を丸囲みで家紋のようにあしらい、養蜂家の大切な仕事道具である「木箱」(ミツバチたちの家)を描きました。よく見ると、実はすこしだけ不規則に描いてあります。このあたりは、養紡屋さんのミツバチや自然と向き合う「おおらかさ」を表現しました。

下のほうに入れたアルファベットが、シャープさをプラスしています。ちなみに、「403」というのは、養紡屋さんのご本名「塩見(しおみ)」さんを意味しています。

こんな風に、一見きちんとしたデザインの中にも、パーソナルな要素が隠れているのが読み取れると、作り手の「顔」が見えてきますね。商品を紹介するときの、ちょっとしたエピソードにもなります。

ラベルは同じデザインで3サイズ作成しました。写真の中・小のほかに、大サイズがあります。すべてのサイズで、全体の印象が大雑把になりすぎたり、細かくなりすぎたりしないよう、文字の大きさや線の太さを調整しています。

「花が咲き乱れる春から初夏の季節は、山は自然のエネルギーで溢れているんです。」と話していた養紡屋さん。そんな自然のエネルギーを、養紡屋さんのつくる「はちみつ」を通して、私たちも感じたいですね。

2017-06-19 | Posted in Blog, 実績No Comments »